ガス漏れとのことで、床の解体を依頼されました。
我が団地も、築50年 あちこち傷みが目立ちます。
ただ、管理組合がしっかりしているので外壁や大屋根は大丈夫なのです。
今回のガス漏れ 普通、50年も経っているのだからボロボロでも仕方ない
と思われている方も多いでしょう。
白ガス管と言うのは亜鉛メッキ交換のことで昭和50年代後半まで使われていたそうです。
現在は、新たに地中に埋設することは禁じられています。
白ガス管は、内部腐食は無く地中の水分やコンクリートがお風呂の
防水が切れ水分を含み外から錆びてくるのです。
今回のケースも紛れなく、風呂の立ち上がりでコンクリに埋まった所が原因です。
床を解体しましたが、見える範囲のガス管はキレイです。
ガス屋さんも、無理に変える必要はないと現場対応です。
今回は、埋め込みでなく露出になります。
ここの団地は自主管理で、棟ごとに検討するのですが
床をすべて剥がしてガス管と水道管を交換する棟もあるみたいです。
建て替えとか検討段階に入っているのに無駄な出費ではないでしょうか?
年金暮らしが多い世帯ですが、古くなったガス管は危ないと言われれば
納得してしまうかも知れませんね。
正しい情報を掴んで本当に必要なものかどうかトップに立つ人が示して
くれれば良いのですが・・・
そんな訳で今回、継ぎ手部分から立ち上がり ガス栓も浴槽と干渉しない
高めに取り付けました。
費用的にも、当初の計画より大幅カットです。
先日、耐震診断が行われピロティ棟が危険との結果が出ました。
総会でも、兎に角 危険な棟を直さないと資産価値が落ちるとのことで
補修工事をやることで可決されたのです。
まだまだ、これからどの様な仕様でやるか?予算組など多くの課題を
こなしていかなくてはなりません。
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